11/30 主要3紙の社説

朝日1:朝鮮半島―米中が対話の環境作りを
朝日2:COP16―「規制の空白期」が心配だ
読売1:農業開国 攻めの農政へ体質転換を急げ
読売2:銀行業績回復 融資の拡大でこそ利益を
毎日1:朝鮮半島緊迫 「北」の態度変化が必須だ
毎日2:台湾の選挙 中台急接近に懸念も

誰も取り上げない台湾の5台市長選につき、毎日2が論説。
”選挙結果は、国民党の勝利である。個々の選挙結果をみれば、国民党の3勝(台北、新北、台中)に対して、民進党は2勝(台南、高雄)だった。民進党は地盤の南部は守ったが、北部では接戦に持ち込んだとはいえ力及ばなかった。しかし総統選の予備選挙としてみるなら、国民党は必ずしも楽観できない。5市長選を合わせた得票率で比べると、民進党が49・87%、国民党44・54%となり、与野党逆転が起きたのである。国民党は、馬総統に世代交代した直後の破竹の勢いが衰えてきた。低迷していた民進党にやっと勝機がでてきた。裏返せば、馬総統は今後、民進党へ流れた支持層を取り戻すためには野党寄りに政策の軌道修正が必要になるだろう。馬政権は中国との関係を大幅に進展させた。中台直行航空便など「大三通」の実現に続いて、中台間の自由貿易協定である経済協力枠組み協定(ECFA)を締結した。中国経済の成長にうまく連動した結果、台湾経済の今年の成長率は、9%台の高い数字が予測されている。これに対して民進党は、中国からの農産物の流入や台湾企業の中国移転に伴う産業空洞化への警鐘を鳴らし、中国への急接近に反対してきた。”

なるほど。
独裁者の傘下にある同じ民族を如何に救うか?という問題に直面する韓国と、
遡れば同じ孫文の国民党となる中国と台湾の問題。
アジアには(日本より遥かに高度な)難題が溢れてるのに、この国の政治家は、何で阿呆ばっかなのかね?

今日はテーマ選択の妙で、毎日に一票!!(甘いケド)

朝日 読売 毎日
10 9 25