4/25 各紙の社説

朝日1:G20―監督強化は実情に沿って
朝日2:帝王後の五輪―「より安く、より清く」へ
読売1:仕分け第2弾 中長期の戦略的視点が重要だ
読売2:G20声明 ギリシャ危機をどう乗り切る
毎日1:財政危機 ギリシャの連鎖防げ
毎日2:高速料金混迷 政権へのあきらめ投影

G20の閉幕を受け3紙の社説が揃い踏み
朝日は、金融規制強化策のみに焦点を絞り、GS追訴の話題も絡めて”規制や監督については、主要国間で、ある程度の方向性を共有する努力は重要だが、完全に一致させるのは難しい。各国の経済や金融の実情が異なるからだ。””一層の情報開示を進めるのは当然のことだ。同時に、その国の実情にあわせて検査・監督体制を強化することが重要だ。厳しい摘発があってこそ、金融機関への信頼も回復するだろう。”と述べる。
読売は、日本へのimplication、中国への目配り、金融規制強化策の不採用と複数のポイントを列挙。また”日本は当面、デフレ克服に向けた景気対策を続けるべきだ。”と財政再建より景気対策を優先すべきと明確なメッセージを発信。
毎日は、鳩山政権へ「財政再建頼むよ」と締めた。

G20の論説だけなら読売の勝ちかな?でもサマランチ死去の話題に触れた朝日も捨てがたい。(個人的には、サマランチの功罪はもっと議論されるべきだと思う。)
よって今日は引き分け

朝日 読売 毎日
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