4/24 各紙の社説

朝日1:中国海軍―疑念をあおってどうする
朝日2:またまた新党―「第三極」への道は遠い
読売1:舛添新党 人気頼みで政策があいまいだ
読売2:艦隊外洋訓練 中国軍ヘリの危険な異常接近
毎日1:独立法人見直し 「仕分け」の進化を見たい
毎日2:高速料金混迷 右往左往にうんざりだ

大手2紙が再び同じテーマで論説。
中国海軍の行動については、多少、左右の色が出たって感じかな?
朝日は、タイトルにもある通り、”太平洋をはじめ外洋での活動を広げる中国海軍は、世界の反発を招かないふるまいをするべきである。”と中国を諫める一方で、本論はむしろ”まさに日本の対中外交力が問われる。”と鳩山批判が本論。
一方の読売は、”米国の4年ごとの国防計画見直し(QDR)は、中国の急速な軍拡に深刻な懸念を示している。鳩山政権の認識は甘すぎないか。今後、海洋権益確保の動きを強める中国海軍の動向には、格段の注意が要る。政府は、中長期的にどんな対策をとるかを検討し、今年の防衛大綱の改定作業に反映させることが必要だ。”と明確に「要注意:中国」というメッセージを発信。

外添新党についてはどこも辛らつね。

高速道路については、昨日朝日/読売が、今日は毎日だけが取り上げてるが、全体を見ると、やはり毎日が一枚上手に見える。

”昨年末の小沢一郎民主党幹事長の求めに応じた措置だったはずだが、小沢氏は今回、「無料化どころか値上げだ。説明がつかない」と強調する。はしごをはずされた格好の前原氏としては、納得がいかないに違いない。”
”しかも、政策は内閣主導といいながら、小沢幹事長が突然、提起したのが、右往左往の震源だ。鳩山首相はというと、再見直しと、その否定の間で揺れ、存在感が乏しい。”

「前原vs小沢」の構図について、他紙ではその原因までのコメントが無く、正直、消化不良感があったが、今日の毎日を読んで、なるほど、小沢の翻意が原因か、と納得できました。

またまた毎日の勝ち!!