菅首相が退陣しても短命政権は続く

政治家について池田信夫氏が論説。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/10885

分析的な構成にはなっているが、要はコレが言いたかっただけだろう。
”よくも悪くも日本社会には絶対権力が育ちにくく、「つかさつかさ」にまかせる調整型の指導者しか出てこない。その根本原因は、日本は歴史上、外敵に侵略されたことがなく、国家としてのまとまりが必要とされなかったためだろう。もちろん平和はよいことなのだが、このために危機管理能力が弱く、大きな改革ができない。この欠陥が数千年の歴史による根深いものだとすれば、おそらく菅氏の次の首相もそう長くないだろう。”

一方で小幡先生はこれに反対だとし、派閥復活、組織化が必要だろう、と説く。

http://blog.livedoor.jp/sobata2005/

私の目には、両者は同じ状況分析をしているものの、小幡先生は、これを打破する為の方法論として、堅牢な官僚組織と対抗する為にも、政治家がもっと一枚岩になってコントロールできる状況にならないとダメだ、と言っているのに過ぎないと思う。
いや、方法論は色々あるでしょ、小幡センセ