4/12 主要3紙の社説

朝日1:統一地方選―敗北民主は後がない

朝日2:統一地方選大阪都構想より明確に

読売1:復興構想会議 希望が持てる将来像を示せ

読売2:東北農業復興 豊かな食の大地を取り戻そう

毎日:震災後 復興への道 子孫に誇れる青写真を

朝日は一日遅れで統一地方選を取り上げるも、安易な民主批判に終わらせず、責任野党にクギを刺す。
”敗者は民主党だが、では勝者は誰なのか。自民党は五つの知事選と静岡、広島両市長選で推薦候補が勝った。しかし、道府県議選では前回議席を下回り、党勢を回復させたとは言い難い。「民主党よりはまし」な結果だから、政権批判を強めたくなるのもわからなくはない。しかし、この時期に党利を求め、政争を仕掛けても、国民の理解が得られるだろうか。
非常時はなお続く。復興に向けた取り組みをはじめ、与野党が協働して決めていくべき課題は数知れない。責任野党として建設的な役割を果たす。いま自民党に期待される振る舞いは、地方選前と変わらない。”
毎日の論説も、基本線は典型的な「社説」だが、全体を通して誠実なニュアンスが伝わる。
”復興と再生を国の目標と据える決意の証しとして、政府は復興行政の拠点を東北に置くべきである。”
その通りだと思う。
今日は朝日と毎日に借り1。

朝日 読売 毎日
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