2/18 主要3紙の社説

朝日1:農業改革―まずは農地情報の整備を
朝日2:ウズベキスタン民主化も促す資源外交を
読売1:小沢系「離脱願」 問われる菅首相の統治能力
読売2:大相撲改革 「八百長は厳罰」の規定を作れ
毎日1:民主党内紛 会派離脱は筋が通らぬ
毎日2:若田さん船長に 国の宇宙政策も着実に

うーん。言いたいことテンコ盛り。
まずは小沢一派の会派離脱問題。
読売1は、タイトルこそ執行部批判を匂わせるが、主旨としては、このアホ小沢一派に屈しちゃいかん、という内容。
”岡田氏ら執行部が、ここで小沢系議員の揺さぶりに屈するようでは、民主党の統治能力のなさを露呈させるだけだろう。”
民主党の内紛は今後、政権公約をめぐる路線対立の様相を深めることが予想される。しかし、予算の無駄を洗い出せば、子ども手当などに必要な財源を簡単に捻出できるとした政権公約が破綻しているのは、誰の目にも明らかだ。毎年1兆円ずつ増える社会保障費を賄いつつ、危機的な財政を立て直すには、消費税率の引き上げしかないことも明白である。にもかかわらず、小沢系議員が「マニフェストを守れ」などと教条的に振りかざすのは、与党議員として無責任過ぎよう。菅政権は、政権公約を大胆に修正すべきだ。財源を含む社会保障と税の一体改革の具体案作りも急ぐ必要がある。”
むしろ「マニフェスト/政権公約」の修正に焦点を当てる。

一方、毎日1は、小沢一派をたしなめる。
”ならば、その実現に努力すればいいのであって、自分たちの主張が通らないから会派を離脱し、国会で別行動を取って揺さぶるというのでは国民の理解は得られまい。離党した方がよほど筋が通るというものだ。もちろん、新年度予算案や予算関連法案の早期成立を図るための行動でもないのだろう。自民党など野党はマニフェストの大幅修正や撤回を求めており、マニフェスト回帰路線は国会運営をスムーズに進めることにつながらないのは明らかだからだ。結局、小沢元代表に対し党員資格停止処分の手続きを執行部が進めている点が大きな不満であり、処分の見直しをはじめ、党の主導権を確保するため、菅首相の退陣を狙っていると見られても仕方がない。”
結局、党側が受理しなければ何も起こらないので、次の総選挙に向け「俺は管/岡田路線に反対だったんだ」というポーズを彼らが見せたに過ぎず、管さん岡田さんもno reactionとなるのが必至だどうが、それじゃマズいっしょ、って所までカバーしている。

私も立場としては毎日寄り。こういうアリバイ作りに汲々とする連中に、議員をやる資格は無いと思う。もっと名前と選挙区を出して、個人攻撃をすべきだと思う。

朝日は、昨日と同じ路線で1は高ポイント。でも2はねー。面白いネタなんだけど、「民主化」っていう教義は100%正しいっていう路線はいい加減止めたら?自国の有利になるんだったら、平気で独裁政権を支持するアメリカとかの方が余程真っ当だと思うんだけど。

毎日2も、誇らしい話なのかも知れないけど、
そもそもアメリカの宇宙プロジェクトに命を掛けてるヒトが今度船長になります、ってだけで、それがたまたま人種が日本人ってだけでしょ?年間400億円拠出してくれるお得意様だから、ここら辺で喜ばしとく?ってそれだけでしょ?
大体、「日本人」が「日本人」がって五月蠅いのよ。彼自身は、日本人の拘りほとんど持ってないんじゃないかしら?(勿論、海外で生活すると、逆にイヤという程自身のバックグラウンドを意識させられるってのは置いといて。)
ノーベル賞を取った先生も、ずっと米国で研究しているとか、日本に1円も納税してないし、何の貢献も無いんじゃないの、日本に?それより「人種として日本人の優秀さを示してくれて有難う!!」ってコトなのかしら?

アメリカが世界的に特異なのは間違いないケド、世界のどこに居ても日本人○○を殊更取り上げるのも日本だけなのでは?(イエモンの歌じゃないけど、海外の事故で、日本人被害者が居たか居ないか?に注力する日本のニュースも最低だと思う。)

というコトで、朝日、毎日共にプライマイ・ゼロで結局今日は勝ち点無し!!

朝日 読売 毎日
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