11/14 主要3紙の社説

(13日分)
朝日1:ソウルG20―協調を将来につなげ
朝日2:政策コンテスト―「見える予算編成」の意義
読売1:G20サミット まだ見えぬ通貨安定の具体策
読売2:ミャンマー選挙 民政移行へ国際監視が必要だ
毎日1:菅外交 縮み志向脱して発信を
毎日2:満2歳のG20 使命を見失っていないか

最近週末はゆっくりできないので、アップできずの回数が増えてます。
今日はラッキーな事に新聞休刊日なので土日分まとめてアップします。

(14日分)
朝日1:対米中ロ外交―これを反転の足場として
朝日2:ス−パー堤防―停止後も街の危険は残る
読売1:日米首脳会談 来年こそ同盟深化の成果を
読売2:日中・日露会談 国益に即し関係を再構築せよ
毎日1:日・米中露首脳会談 首相は総合戦略構築を
毎日2:論調観測 尖閣ビデオ流出 海保職員が投げた波紋

驚いたのは13日の朝日1
”不均衡是正の指針づくりは中身まで決められなかったが、当然である。経済の構造や条件は国ごとに異なる。指針にはそれを丁寧にすくい取る配慮が必要で、何より各国の構造改革を促すよう工夫されねばならない。”
”日米貿易摩擦プラザ合意後の日本の経験を踏まえれば、各国の構造改革を伴わない不均衡是正の論議は不毛だ。”
構造改革」ってのは小泉元首相的なニュアンスなんですかね?さも当然の様に”構造改革が必須だ”って言い切ってるだろ?

13日の毎日2は「妥協の産物」をかなり強く非難。
”「合意に向けた努力」を会議のたびに誓いながら全く進展が見られない世界貿易機関WTO)の貿易自由化交渉など、首脳が政治指導力を発揮しなければ解決しない課題は多い。重箱の隅をつつくような、「参考指針」論議にかまけている場合ではないはずだ。”

13日の毎日1も穏当な評論だと思う。
”日本外交の弱体化は、経済力の衰退とともに自民党政権時代から始まっていたといえるだろう。だが、政権交代を果たしてからこの1年あまりの民主党政権の外交の迷走がそれに拍車をかけたのは間違いない。対米と対中の間で外交軸を定め切れなかった鳩山前政権の失敗の反省から、菅首相は「日米基軸」を前面に出し「日中の友好関係」を従とする軌道修正を図った。”

でも何かおかしくない?
会談をセットするコト自体が目的になってる様に見えるし、それが実現できたからって何の意味があるのかしら?何の為にそれを急いだの?
14日の読売2は、対日報復措置の撤回が最優先事項だと言明する。
”一方で、菅首相の言う通り、日中は「一衣帯水」の関係にある。経済や人的交流の面では関係改善を急ぐ必要がある。それには、衝突事件を機に中国が取った対日報復措置を完全に撤回することが不可欠である。中国は、早急にレアアース(希土類)輸出を正常化し、一方的に中断した東シナ海ガス田の条約交渉も再開させるべきだ。”
本当?
日本は抗議をしている訳で、何でこっちが頭を下げて会談をセットして、○○をさせろ、って言ってるのか、さっぱり意味が判らないなー。誰か教えて!!

朝日 読売 毎日
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