9/24 主要3紙の社説

朝日1:第三国定住―難民が暮らしたい国に
朝日2:大相撲―組織の正常化はまだだ
読売1:大阪地検特捜部 組織的隠蔽の批判は免れない
読売2:途上国支援 国連開発目標の着実な達成を
毎日1:片山総務相 ガチンコの改革を期待
毎日2:法曹養成制度 「将来像」の再検討を

1ヶ月ぶりのご無沙汰です。(スミマセン)

でも、社説は相変わらずのトーンですね。
朝日1/読売2が同じニュースを取り上げてますが、正直興味ナシ。
(もっと骨太に移民政策を開放すべきか否かという視点が無いとねー。)
意外だったのは読売2かしら?
”問題は、日本がODA予算を削減し続けていることだ。
日本のODA予算はピークだった97年度から半減した。かつては世界1位の拠出国だったが、現在は5位に転落している。「09年までの5年間でODAを100億ドル増やす」という国際公約も達成できなかった。これでは、日本に対する国際社会の信頼は揺らぎ、発言力や存在感も低下しかねない。ODAは外交の重要なツールである。首相は新しい支援策の着実な実現を期すとともに、ODAの増額を急ぐべきだろう。”
愛国主義的な読売がこういう主張とは知らなかったー。

毎日1は、イイですね。
鳩山内閣が提出した地域主権改革関連法案は国会で継続審議となっているが、片山氏は国と地方の協議の場の法制化を、全国知事会などの代表の参加を理由に批判してきた。総務相就任と同時に持論を抑え成立に取り組むことを表明したが、片山氏が「総務省天下り団体」と指摘する問題が地方6団体にあるのなら、まずその点を議論すべきでないか。”
単なる期待感だけではなく、課題点も指摘する。いい目線だと思います。

一方の読売2は、サイアク。
”検事正も、特捜部の報告に、何ら疑問を抱かなかったのだろうか。地検トップとしての危機意識に欠けていたと言わざるを得ない。特捜部に対し、さらなる調査を指示するべきだったろう。”
そんなコトは天下の読売さんに言って貰わなくても判ってます。
何でこんなコトが起きたのか、高給取りの社員が張り付いているのに、何らか付加価値のある情報を足す事はできないのでしょうか?
これなら池田信夫氏のウェブの方が余程マシですね。

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51482768.html

という訳で、今日は毎日に1票、読売に-1票

朝日 読売 毎日
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